先月初詣に行ってきましたが、ずらりと並んだ屋台は童心に戻ったかのように心がウキウキしてしまいますよね。私だけ?汗
みんな大好きなお好み焼きなどの粉物を売っている屋台の裏を覗くとそこにはかくはん機!!
そりゃそうですよね。大量の料理を調理するのに必要な材料は当然大量になります。それを混ぜるのにこんなに適した機械は無いですからね。
もちろん街建コラムなので、今回のコラムでは建築現場では必需品の「かくはん機」(特に電動ハンドミキサー)について改めてご紹介したいと思います。
それはそうと、ニデックテクノモータ(旧 日本電産テクノモータ)が昨年9月から、かくはん機供給終了の発表があり、業界に激震が走りました。
元々は「東芝」のブランドで一時代を作ったかくはん機でしたが、設備の老朽化と生産数量の減少による部品調達が難しくなったことが大きな原因のようですね。
街建プロでも「スーパーベビーミックスレッドエディション SBM-150E1-R」を数量限定で販売し好評だったので、寂しい限りです。これまでありがとうございました。
《目次》このコラムの内容は...
「攪拌」という単語は1935年発行の左官辞典には載っておらず、「混錬(こんれん)」のみ掲載されていました。
左官辞典によると「混錬」は水を加えて混和すること。混ぜて練る。コンクリートやモルタルを練るという場合に使用されるようです。
建築用語としては
「攪拌」は改訂新版 世界大百科事典で調べると、流体または粘度の低い材料をかきまわすこと。混ぜることを「こうはん」または「かくはん」と言うそうです。
かくはん機は、液体や固体を混ぜ合わせるために用いられる工具や装置の総称です。
多くの産業で使用される重要な機械であり、特に建築現場や製造業では不可欠な存在です。
前項の「攪拌とは?」だとモルタルを混錬する機械なので「かくはん機」と呼ぶのはどうかと思いますが、「攪拌」と「混錬」の区別は慣習的で明確なものではないので、モルタル・コンクリートハンドミキサーを「かくはん機」と読んでも問題はなさそうです。
推測ですが、もともと「攪拌」という言葉は化学工業で使われていたもので、攪拌する機械として「かくはん機」と呼ばれていました。
建築分野では「混錬」ですが、モルタルミキサーが登場した際に「かくはん機」という表現で販売されたことで業界内に広がったとのではないかと思っています。
ひとまずここでは、モルタル・コンクリートハンドミキサーを「かくはん機」とします。
詳しい方がいたら教えてください。
建築現場では、モルタルやコンクリートの混錬が主な用途です。それ以外にも防水材や塗料の攪拌、接着剤や樹脂の調整などにも使用することがあります。
現場によっては大量の材料を混錬する必要があるので、その場合はモルタルミキサーを使用しますが、小規模の現場やモルタルミキサーを使用できない現場ではかくはん機が主流です。生コンを運ぶミキサー車もある意味かくはん機ですが、こちらは生コン工場から現場に運ぶ間にコンクリートが固まらないよう攪拌しているので、今回のコラムでは見なかったことにします。
かくはん機は、以下のメーカーが製造・販売をしています。紹介できなかったメーカーさん、ごめんなさいm(_ _)m
言わずと知れた国内最大手の総合電工具動メーカー。おそらく職人さんの多くがマキタの製品を1台は持っているのではないでしょうか?
1915年に創業者の牧田茂三郎氏が21歳の時に始めた町工場が出発点。時代が違うとは言えパワフルですね。
日立グループの日立工機株式会社のブランドでしたが、2017年に日立グループから離れ、日立工機株式会社から工機ホールディングス株式会社に社名を変更。ブランドもHITACHIからHiKOKIになりました。
リョービ株式会社の電動工具(パワーツール)を引き継ぎ、製造販売しているメーカーです。
ヤブ原監修の左官専用かくはん機(APM-1011SK)をラインナップしています。
トモサダと言えば、モルタルポンプやドラムの上部にアールがあって塗りこぼれを抑えるカールトップミキサー等こだわりのあるミキサーを製造販売している印象ですが、もちろんかくはん機も製造・販売しています。
かくはん機はありませんが、モルタルミキサーの定番メーカー。電動タイプ、エンジンタイプ、大きさや高さなど様々なタイプがあります。
社名は「混ぜる人」から来ているとか来ていないとか...メーカーに確認します。
確認したところ...秘密だそうですΣ(゚Д゚)
コンクリート、モルタル混錬から農事用育苗土作りなど多彩な用途で利用できるオーソドックスな形状のグリーンミキサーを製造販売しているメーカーです。
かくはん機の羽根は交換することで、様々な材料に対応させることができます。
以下は代表的な羽根の種類です。
モルタルの混錬で最もよく使われている羽根。
高速回転で低粘度から中高粘度の材料を分散し、均一に混合することができます。
汎用性が高く、主に液体の攪拌に使用され、低粘度の材料に適しています。塗料や接着剤の混合に向いています。
低速回転で広範囲を攪拌し、低粘度から中高粘度の材料の均一な混合や沈殿防止に適しています。
高粘度の材料に適しており、ペースト状の材料やモルタルの混合に使用されます。
攪拌羽根は、使用するかくはん機や材料、取り付けるためのネジ径や適応軸サイズが異なるのであらかじめ確認しておく必要があります。
街建プロでは、プロフェッショナルからDIYユーザーまで幅広いニーズに応える高品質なかくはん機を取り扱っています。
以下は特におすすめの商品です。
かくはん機 APM1011(京セラインダストリアルツールズ)
スーパーベビーミックス SBM-150E1(ニデックテクノモータ)
モルタルミキサーは、モルタルやコンクリートを効率的に混ぜ合わせるために設計された専用の機械です。
モルタルミキサーについて詳しくは、「《第4回 街建コラム》モルタルミキサーとは?モルタルミキサーの使い方などを解説します<モルタルミキサー特集 前編>」で紹介していますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
一度に数十リットル以上の材料を混合できるので、大きな現場に最適です。
材料を均一に混ぜ合わせることができます。これにより品質の高いモルタルやコンクリートを作ることができます。
様々な現場環境に耐えられる頑丈な設計で作られています。
街建プロで取り扱っているモルタルミキサーは、高性能で耐久性のある製品が多く、現場の信頼を得ています。
カールトップミキサー PBM-2.5NR(HS)(友定建機)
モルタルミキサー PM-20NH2 脚高タイプ(トラック積載用補助輪付き)(2切)(マゼラー)
コンクリートミキサ グリーンミキサ NGM-2.5BCM4(2.5切)(トンボ工業)
かくはん機は、建築現場で作業効率や仕上がりの品質を大きく左右するため、適切な機種選びが重要です。
街建プロでは、プロ仕様から初心者向けまで、さまざまなニーズに応えるかくはん機を取り揃えています。
用途や目的に合った機種を選んで、作業の効率化を図りたいですね。