モルタルミキサー(電動モーター100Vタイプ)のごく一般的な使い方を紹介します。
(砂とセメントを使い、モルタルを作った場合)
電源コードを100V用のコンセントにつなぎます。
安全ガード(安全カバー)がある場合はかぶせてください。スイッチを入れ、撹拌羽根を回します。
まず最初に砂をスコップ3杯程度入れます。
(材料は撹拌羽根が回転しているところへ投入します)
つぎに必要量のセメントを入れて先ほど入れた砂と混ぜ、水を入れて柔らかくします。
残りの砂と水を交互に入れ、適度な硬さにします。
モルタルができたら羽根を回したままモルタルを排出します。
使用後はスイッチを切り、コードを抜いた後、しっかり水洗い(清掃)をしてください。
※使用および清掃などの際は、各メーカーの取扱説明書をご参照ください。
現場でモルタルミキサーを「より安全に」、「より便利に」使用できるように、次のような機能が付いているものもあります。
安全ガード(安全カバー)
撹拌羽根の回転中に、ひとの手、材料の袋などがドラムの中に入ってしまうことを防ぐためにドラムの上にかぶせるカバーです。
作業に入る前(コンセントを入れる前)に「安全ガード(安全カバー)をかぶせる」ことを指示しているミキサーもあります。
脚高
モルタルの排出口の真下に、一輪車などがスムースに入るようにモルタルミ キサーの脚を長く(高く)しているものもあります。
メーカーによっては脚高タイプをハイソックスタイプと呼ぶ場合もあります。
混練したばかりのモルタルを一輪車ですばやく運ぶことができるのでとても便利です。
補助輪
トラックの荷台にミキサーを乗せやすくするために、通常の車輪のほかに『補助輪』がついているものがあります。
※右は、株式会社マゼラー『
モルタルミキサーPM20NH
2
の補助輪付き』をトラックの荷台につみこんでいるところです。
次回は...
街建コラム『モルタルミキサーの特集・前編』、今回はここまでです。
『モルタルミキサーとは』から始まり、『使い方』や、『安全、便利に使うための機能』などを紹介しました。いかがでしたでしょうか。
次回は、『その他のミキサー』としてグラウトミキサーやポットミキサーなどを紹介し、ポットミキサーの使い方などもお話していきます。
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次回の街建コラムもお楽しみに。
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