街建のご利用ありがとうございます。街建の中のヒト4号です。
前回の「街建コラム 補修材特集 仕上塗材用の下地調整材(JIS A6916)とその関連商品」いかがでしたでしょうか。
「下地調整塗材の目的」、「規格(JIS A 6916)について」、「製品の紹介」についてお話しを進めてきました。
今回は、下地調整塗材を使った一般的な施工手順を紹介したいと思います。
下地面の突起物、硬化不良部分、汚れなどは、ブラシ、サンダーなどで取り除きます。そして高圧洗浄機などでしっかり清掃を行います。
下地の乾燥後、吸水調整材をローラー、刷毛などでムラなく塗布します。
『街建』で扱われている主な「吸水調整材」…
CM品で厚塗りをおこなった後、C品で薄塗りをおこない、仕上材の下地をつくります。
この工程は、仕上材を施工した時の最終的な仕上がり具合にも関わってきます。
混練りをしたC品をコテに圧力をかけて下地にすり込むようにします。
続けて所定の塗り厚になるよう、各製品の適した塗り厚に合わせて、塗り付けます。
※各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。
『街建』で扱われている主な「C品」…
硬化に必要な水分が極端に早く乾燥してしまった場合、硬化不良、浮き・クラックの発生など、不具合の原因になります。
屋内では開口部を閉じる、屋外ではシート掛けをおこなうなどの養生が必要です。
※各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
前編・後編を通して下地調整塗材の目的、JIS規格、その製品名、施工の方法を紹介してきました。
メーカーのカタログ、施工マニュアルをよく読み、適した材料、適した配合、丁寧な施工と養生を行うことで綺麗な下地を作ることができ、それが綺麗な仕上げにつながります。
また、今回紹介した製品は石綿や石綿関連の素材を含まないゼロアスベスト製品ですので安心してご使用いただけます。
今後もさまざまな特集を組んでいきます。そこで、こんな特集を読んでみたい、こんなことが知りたいなどがありましたら、お気軽にこちらよりご連絡ください。
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