不定期連載街建コラム

補修材特集 第2弾 下地調整塗材(JIS A6916)を使った一般的な施工手順 《第3回 街建コラム》

街建のご利用ありがとうございます。街建の中のヒト4号です。
前回の「街建コラム 補修材特集 仕上塗材用の下地調整材(JIS A6916)とその関連商品」いかがでしたでしょうか。
「下地調整塗材の目的」、「規格(JIS A 6916)について」、「製品の紹介」についてお話しを進めてきました。
今回は、下地調整塗材を使った一般的な施工手順を紹介したいと思います。

補修材特集 下地調整材施工手順メインイメージ
施工手順
1.下地の清掃をする

下地面の突起物、硬化不良部分、汚れなどは、ブラシ、サンダーなどで取り除きます。そして高圧洗浄機などでしっかり清掃を行います。


2.吸水調整をする

下地の乾燥後、吸水調整材をローラー、刷毛などでムラなく塗布します。

※吸水調整材は指定のものが決められていることがあります。
※吸水調整材を使う場合、水で希釈してから使用します。希釈倍率は、各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。


『街建』で扱われている主な「吸水調整材」…


3.混練りをする
下地調整材とモルタル接着増強剤と清水をモルタルミキサーやハンドミキサーで充分に混練りします。
※接着増強剤を混入する必要がない一材型(粉末樹脂がすでに混ざったもの)もあります。
※配合量、混練り時間につきましては、各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。

4.下地調整の中塗りをする
補修する箇所が、C-2品(薄塗り材)の標準塗り厚よりも厚みが必要な場合、CM品(厚塗り材)で、まず下地調整の中塗りをします。

コテに圧力をかけて、下地にすり込むようにします。
続けて所定の塗り厚になるように塗り付けます。
※標準の塗り厚や、1回に塗ることのできる厚み、養生期間、そのほかの施工方法は、各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。
『街建』で扱われている主な「CM品」…

5.下地調整の上塗りをする

CM品で厚塗りをおこなった後、C品で薄塗りをおこない、仕上材の下地をつくります。
この工程は、仕上材を施工した時の最終的な仕上がり具合にも関わってきます。

混練りをしたC品をコテに圧力をかけて下地にすり込むようにします。
続けて所定の塗り厚になるよう、各製品の適した塗り厚に合わせて、塗り付けます。

※各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。

『街建』で扱われている主な「C品」…


6.養生をする

硬化に必要な水分が極端に早く乾燥してしまった場合、硬化不良、浮き・クラックの発生など、不具合の原因になります。
屋内では開口部を閉じる、屋外ではシート掛けをおこなうなどの養生が必要です。

※各製品のカタログ、施工マニュアルをご参照ください。


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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
前編・後編を通して下地調整塗材の目的、JIS規格、その製品名、施工の方法を紹介してきました。
メーカーのカタログ、施工マニュアルをよく読み、適した材料、適した配合、丁寧な施工と養生を行うことで綺麗な下地を作ることができ、それが綺麗な仕上げにつながります。
また、今回紹介した製品は石綿や石綿関連の素材を含まないゼロアスベスト製品ですので安心してご使用いただけます。
今後もさまざまな特集を組んでいきます。そこで、こんな特集を読んでみたい、こんなことが知りたいなどがありましたら、お気軽にこちらよりご連絡ください。

お問い合わせ

https://machiken-pro.jp/shop/contact/contact.aspx

参考資料
  • 日本化成株式会社 商品カタログ

  • 昭和電工建材株式会社 商品カタログ

  • 株式会社豊運 商品カタログ

  • ウォール No.24号