不定期連載 街建コラム

塗り壁のメリットとデメリット。湿式と乾式とは?《第44回 街建コラム》

健康に良い、耐久性が高い、値段が高い、施工に時間がかかるなど、塗り壁に対して色々な声があります。
少し前?の住宅の壁は塗り壁が一般的でした。高度成長期の住宅建設ラッシュや団地型マンションブーム時にビニールクロスが普及し、1991年から始まったバブル崩壊の頃から、「地価の下落」、「できるだけ早く安く、でもお洒落な家に住みたいという需要」、「高嶺の花だった戸建て住宅が、サイディングボードの普及で左官職人を必要とせず大工職人がそのまま施工できることで比較的安価になり、設備に予算を大きく掛けられる家が建てられるようになった」「消費税増税前の駆け込み需要」など様々な要因が時代とマッチして一気にサイディングボードの普及に繋がったと感じています。
サイディングボードでの壁にも様々な付加機能があり、高級感もあるので人気なのは納得です。
そういった事から、確かに現代の住宅事情を考えると、左官職人が仕上げる塗り壁はプレミアムなものなのかもしれません。
そんなプレミアムな仕上げだからこそ、しっかりと理解した上で、快適な住まい環境実現の参考になれば幸いです。

快適な住まいの環境実現の参考

このコラムの目次...

塗り壁とは

塗り壁とは、日本だけではなく、世界各国で施工されている、天然由来の材料を人の手で仕上げた壁の総称です。
一言で塗り壁と言っても、様々な施工方法、材料、色、パターンがあり、施工時の気候条件や職人の技術などで最終的な表現は無限にあります。まったく同じ壁に仕上げることは不可能かもしれません。
ということは、塗り壁は世界に1つだけのオリジナルな壁ということになります。

湿式と乾式の違い

壁の施工方法には大きく分けて、「乾式工法」と「湿式工法」の2種類があります。簡単に言えば水を現場で使っているかどうかです。
水を使わないのが、「乾式工法」。使うのが「湿式工法」と考えて大丈夫です。
湿式工法は、水を使うことで天候にも左右され、乾燥させる時間などにも影響がでてきます。

乾式工法とは

乾式工法とは、工場などで生産した石膏ボードやサイディングボードを施工現場で水を使わずに取り付けて組み立てる工法です。

乾式工法イメージ

湿式工法とは

湿式工法とは、施工現場でモルタル、漆喰、土壁などの材料を水と混ぜて断熱材などの下地に塗りつけて仕上げる工法です。

湿式工法イメージ

画像出典元:(有)原田左官工業所

塗り壁のデメリット

塗り壁には、メリットもたくさんありますが、いくつかのデメリットもあります。
このデメリットを口実に面倒な塗り壁を諦めさせようとする業者さんがいるというのを聞いたことがあります。

施工に時間がかかる

下地の調整、シーラー、中塗り、上塗り、養生など工程が多くあり、乾式と比べて時間がかかります。

塗り壁のデメリット 施工に時間がかかる

左官職人の人件費がかかるので高額になりやすい

乾式工法では建築大工職人がそのまま作業できるので、別途他の専門職は必要ありませんが、湿式工法では左官職人さんによる作業が必要になります。しかも施工には時間が掛かるため、人件費が高額になりやすいです。

職人の力量で仕上がりに差が出る

見た目の仕上がりだけではなく、下地の作り方など、職人さんの実力や経験が重要になります。好みの仕上げを再現してくれる信頼できる職人さんを見つける必要があります。

塗り壁のデメリット 職人の力量で仕上がりに差が出る

ひび割れ(クラック)が発生しやすい

最近では伸縮性のある弾性材料が使われるようになり、ひび割れにくくなってきましたが、ひび割れしない壁は無いと考えていた方が良いでしょう。

塗り壁のデメリット ひび割れ(クラック)が発生しやすい

汚れやすい

仕上げのパターンによっては凹凸部分に汚れが付きやすく、定期的なメンテナンスが必要です。また外壁の場合は、排気ガス、花粉、湿気によるカビなどで汚れが付着することがあります。そのため汚れに強いコーティングや定期的な洗浄メンテナンス、場合によっては補修などが必要になります。

塗り壁のメリット

デメリットを伝えましたが、塗り壁にはそれを上回るメリットがあります。

世界で一つだけの壁が作れる

様々な種類の材料、工法、色、パターン、職人の技術で、世界に一つだけ自分だけの、壁を作ることができます。
独特な手触りと風合いは、高級感があり唯一無二です。

塗り壁のメリット 世界で一つだけの壁

人体に優しい

天然素材を使っているのでアレルギーや化学物過敏症を起こす危険性が少なく、人体だけではなくペットにも優しい壁です。

塗り壁のメリット 人体やペットに優しい

調湿性・調温性・防カビ・防臭性に優れている

天然素材には多孔性の材料が多く、吸湿性、放湿性、調温性・防カビ・防臭性に優れています。

塗り壁のメリット 調湿・調温・防カビ・防臭性に優れている

細菌やウイルスの増殖を防ぐ効果がある

漆喰などはアルカリ性で多孔性なので、細菌やウイルスを吸着させ死滅させやすいと言われています。

防火性に優れている

塗り壁はもともと防火性に優れています。木造で外壁に塗り壁を使用する場合は、耐火性構造、準耐火性構造、防火性構造など、地域によって対応させなければなりませんが、塗り厚を変えることで対応することが可能です。

塗り壁のメリット 防火性に優れている

耐久性に優れている

材料や施工方法、職人の技術次第ですが、耐久性が高く大規模なメンテナンスの回数が少なくて済みます。
ビニールクロスの寿命約5年に対して、塗り壁の寿命は数十年と持ちます。

メンテナンス性に優れている

汚れや小さなひび割れなどであれば比較的簡単に修正することも可能です。

塗り壁の種類

《第23回 街建コラム》「塗り壁の種類と特徴。湿式等内装仕上材の種類」に詳しく載っていますので、ここでは簡単にご紹介します。

土壁

竹を縄で編んだ木舞下地(こまいしたじ)へ土にわらスサを加え、水洗いしたものを塗った壁の総称です。

聚楽壁(京壁)

京都の塗り壁で、京都の土にスサ(京みじんスサ)、砂(みじん砂)、天然糊(つのまた糊)を配合して作られたものです。
表面は梨地のように、ザラっとした土の感触で調湿性があり、昔から和室や茶室に使用されることも多く、いつまでも落ち着いた風合いが変わらないのが特徴です。

塗り壁の種類 聚楽壁

画像出典元:(有)原田左官工業所

プラスター壁

ドロマイトプラスター、石膏プラスター、漆喰など、鉱物質の粉末と水を混錬して壁などの仕上げに使用する材料の総称です。

漆喰壁

土地によって作り方はそれぞれですが、基本的には消石灰に天然糊(つのまた糊)とスサ(藁・麻類・紙繊維など)、砂などの骨材を配合したものです。
強アルカリなので殺菌効果が高く、防カビ性にも優れています。
詳しくは「漆喰って何?石灰石?消石灰?生石灰?漆喰について深堀りしてみました《第28回 街建コラム》」をご覧ください。

塗り壁の種類 漆喰壁

画像出典元:(有)原田左官工業所

砂壁

色砂(いろすな)を糊(樹脂)で練った壁です。
色砂は天然砂、砕石等を着色および焼成したものほか、金属粉、色ガラス粉なども使われています。主に和室や床の間に使用されていました。

塗り壁の種類 砂壁

画像出典元:四国化成工業(株)

繊維壁

主材はパルプや紙繊維、木粉などの粒状物、化学繊維などを糊(樹脂)で練ったもので、綿壁とも言われています。内壁や天井によく使用されていました。
ソフトな質感で、吸音性、調湿作用、施工性が良く、急速に普及した内装仕上げ材として知られていました。
トイレや脱衣所など湿気や水掛かりがある場所などには、耐水性を良くするために糊(樹脂)を強化したタイプの耐湿壁(耐水壁)としても多く使用されました。

塗り壁の種類 繊維壁

珪藻土

珪藻土は海や湖のプランクトン(藻類)の死骸が蓄積してできた土層から採取されるものです。
多孔質(スポンジのように多くの小さい穴)であるため、吸音性、吸放湿性、保温性、断熱性に優れていて結露防止にもなり、現在は体にやさしい内装仕上げ材として使用されています。

塗り壁の種類 珪藻土壁

画像出典元:(有)原田左官工業所



塗り壁材料によく使用されている樹脂

昔ながらの塗り壁の良さはそのままに、近年、樹脂の開発や製造技術が進み、機能性や作業効率を高めた塗り壁材料が増えてきました。
その塗り壁材料でよく使用されている樹脂を紹介します。樹脂を知ることで目的や用途に合った材料が見つかるかもしれません。

アクリル樹脂

アクリル樹脂は、アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルのポリマーで、透明性の高い合成樹脂です。
特有の粘りのある特性を活かし、コテ、ローラー模様、吹付仕上げも可能な自由度が高い材料です。骨材を入れることで様々なパターンの選択肢が増え、豊富なカラーバリエーションを選ぶこともできます。アクリル樹脂特有の耐久性により外壁としても多く使用されています。

アクリルウレタン樹脂

ウレタン樹脂は、ポリオールにポリイソシアネートを組み合わせた樹脂の総称です。
アクリル樹脂であるアクリルポリールにポリイソシアネートを組み合わせたアクリルウレタン樹脂が主流です。
アクリルウレタン樹脂は耐候性が高く、アクリル樹脂と比較して2倍程度長持ちすると言われています。

アクリルシリコン樹脂

ケイ素樹脂とも言われ、200℃以下では変化しない耐熱性、水を弾く耐水性、耐光性などに優れており、ウレタンよりも耐久性が高いと言われているシリコン樹脂とアクリル樹脂を組み合わせた樹脂です。アクリル樹脂特有の使いやすさとシリコン樹脂の耐候性を兼ね備えた近年最も使用されている仕上げ材です。

セラミックシリコン樹脂

セラミックとシリコンを組み合わせた樹脂で、セラミックは無機系なので劣化に強く、耐候性に優れた樹脂です。
しかし、セラミック塗料とうたう商品の中には評判の悪いものも多く見受けられますので注意が必要です。

塗り壁の施工方法(新築・内壁・石膏ボードへの施工)

外/内壁、新築/改修、下地により施工方法は異なりますので、ここでは街建でも人気の高いアクリルシリコン樹脂が主成分のジョリパットアルファJP-100の一般的な施工の流れをご紹介します。今回は新築・内壁・石膏ボードへの施工です。

1.養生

塗り壁を施工する際は床などが汚れますので必ずブルーシートやマスカーなどで養生をします。

2.目地処理

石膏ボードの目地部にガラスファイバーテープ(50mm幅)を貼ります。
その目地の上にコテで下地調整材(ジョリパットではJM-200を使用してください)を詰めて表面を平滑にします。

3.下地調整

不陸が大きい場合は、下地全体を下地調整材で平滑にします。

4.シーラー塗布

下地からのアクを抑え、仕上げ材との接着力強化のためにシーラー(JS-800)を全面に塗布します。

5.仕上げ塗り(下塗り)

骨材を混ぜない状態の材料で下塗りを行います。

6.仕上げ塗り(上塗り)

パターンなどに応じて骨材を混ぜ、上塗りを行います。

7.養生ばらし

材料が乾燥したら養生をしたブルーシートやマスカーを外します。
必要に応じて補修を行います。

8.完成

掃除をして完成です。

塗り壁材のメンテナンス

多少の汚れであれば比較的簡単に手入れすることが可能です。
汚れを落とした箇所と周辺とで色味が変わる場合がありますので、目立たない場所などで試してから手入れしてみてください。
※材料によってメンテナンス方法が異なります。材料のパンフレットや施工した職人さんに確認することをオススメします。
こちらもジョリパットを内壁に施工した時のメンテナンス方法をご紹介します。

基本的には、乾いた布や硬く絞った布で拭き取ってください。

塗り壁のメンテナンス 布で拭き取る

スイッチ、コンセント周りには汚れが付着しやすいのでこまめに清掃してください。

塗り壁のメンテナンス コンセント周り

水がかかりやすい箇所や結露が発生しやすい箇所は、カビや藻が発生する場合があります。水がかからないようにしてください。

汚れの除去方法は次の通りです。

  • 酸・アルカリ性洗剤は塗膜を劣化させる原因になりますので、使用しないでください。
  • 水での洗浄は絶対にしないでください。塗膜に耐水性がないため、洗浄した跡が残る危険性があります。
  • タバコのヤニや手垢などの汚れは、中性洗剤をスプレーしながら2〜3分程度放置し、水で濡れたウエスで軽く叩きながら拭き取ってください。
  • 靴や家具などが接触してできた汚れは、中性洗剤をスプレーしながら2〜3分程度放置し、スポンジたわしのナイロン部分で汚れを軽くこすり、水で濡れたウエスで軽く叩きながら拭き取ってください。
  • 飲料水や調味料などの汚れは、すぐに拭き取り、汚染物質が染み込む前に中性洗剤を使用して、水で濡れたウエスで軽く叩きながら拭き取ってください。

メーカーが出している塗り壁材料の種類

今回は近年一般的に使用されている塗り壁仕上げ材を中心にまとめてみました。漆喰については、第28回街建コラム「漆喰って何?石灰石?消石灰?生石灰?漆喰について深堀りしてみました」にありますので、そちらをご覧ください。

スクロール
メーカー(略称) 商品名 用途 容量 商品説明 主成分 対応道具・
コテ
対応道具・
吹付
対応道具・
ローラー
対応道具・
刷毛
備考
アイカ工業 ジョリパットアルファJP-100 内外装 20kg ジョリパットは多くの意匠バリエーションパターンと豊富な標準色をそろえた内外装仕上壁材です。
ジョリパットアルファは汚れに強い機能をプラスしたスタンダードタイプです。
アクリルシリコン樹脂 耐候性・防藻・防カビ性が高い
アイカ工業 ジョリパットアルファJQ-200 内外装 20kg ジョリパット不燃 JQ-200は、ジョリパットの基本性能をもち、防火認定を取得した塗壁材です。
建築基準法で「内装制限」を受ける箇所に使用することが可能です。
アクリル樹脂 不燃認定を取得している不燃タイプ
アイカ工業 ジョリパットインフィニティ∞
JQ-500
外装 20kg ジョリパットインフィニティ∞JQ-500は、耐久性がさらに向上した高耐候性タイプの外装壁用仕上材です。
紫外線による塗膜劣化を抑え、色あせに強く、より長く美観が保てるため、メンテナンスコストの軽減が可能です。
アクリル樹脂 高耐候性・防藻・防カビ性が高い
アイカ工業 ジョリパットネオJQ-650 外装 20kg ジョリパットネオJQ-650は、可とう性に優れたタイプの内外装仕上壁材です。
可とう性に優れるためクラック(ヒビ割れ)に強く、親水性が高く、汚れが付きにくいのが特徴です。
アクリル樹脂 汚れに強く、可とう性に優れている
アイカ工業 ジョリパットフレッシュ
JQ-800
外装改修 20kg ジョリパットフレッシュJQ-800は、アクリルシリコーンタイプのリフォーム用ジョリパットトップコートです。
既存のジョリパットの上からローラーで簡単に施工できます。
ジョリパットの風合いを残したまま、マットな砂壁状の質感を損なうことなく改修できます。
塗膜には親水性があり、汚れの付着を防いで、長時間美観を保つほか、防藻・防カビ性も備えています。
アクリルシリコン樹脂 ジョリパット の改修用塗材
アイカ工業 ジョリパットフレッシュクール
JQ-810
外装改修 20kg ジョリパットフレッシュクールJQ-810は、アクリルシリコーンタイプのリフォーム用ジョリパットトップコートです。
既存のジョリパットの上からローラーで簡単に施工できます。
ジョリパットの風合いを残したまま、マットな砂壁状の質感を損なうことなく改修できます。
アクリルシリコン樹脂 ジョリパット の改修用塗材・温度上昇抑制効果あり
エスケー化研 ソフトリシン 内外装 20kg ソフトリシンは、特殊アクリルゴムエマルションを結合材とした弾性砂壁吹付材です。
従来の汎用リシンでは解決し得なかったコンクリート・モルタルなどの微細なひび割れに追従し、雨水の侵入を防ぎます。
アクリル樹脂
エスケー化研 ベルアート 内外装 20kg ベルアートは、一つの材料で、様々な塗装機器、骨材と組み合わせることにより、多彩な意匠を表現することができる内外装の仕上材です。 アクリル樹脂
エスケー化研 ベルアートSi 内外装 20kg ベルアートSiは、一つの材料で、様々な塗装機器、骨材と組み合わせることにより、多彩な意匠を表現することができる高耐久・低汚染セラミックシリコン樹脂系の内外装の仕上材です。 セラミックシリコン樹脂
エスケー化研 弾性ベルアート 内外装 20kg 弾性ベルアートは、様々な塗装機器、骨材と組み合わせて多彩な意匠を表現することができる弾性アクリル樹脂系の内外装の仕上材です。
また、弾性タイプとして下地の微細のひび割れへの追従効果がございます。
アクリル樹脂
菊水化学工業 グラナダ(微弾性) 内外装 20kg 住まいのあらゆる役割を追求し、確かな品質に仕上げた創造的漆喰風仕上材です。 アクリル樹脂
菊水化学工業 グラナダSi 内外装 20kg 住まいのあらゆる役割を追求し、確かな品質に仕上げた創造的漆喰風仕上材です。 アクリルシリコン樹脂
菊水化学工業 グラナダ弾性 内外装 20kg グラナダ弾性(大壁仕様)は、住まいのあらゆる役割を追求し、確かな品質に仕上げた創造的漆喰風仕上材です。 アクリル樹脂
菊水化学工業 グラナダ内装用 内装 20kg グラナダ内装用(内装仕様)は、住まいのあらゆる役割を追求し、確かな品質に仕上げた創造的漆喰風仕上材です。 アクリル樹脂
菊水化学工業 ビュートップアクリル 内外装 16kg ビュートップアクリルは、水系なので環境への負荷が少なく、耐水性・耐アルカリ性に優れています。 アクリル樹脂
駒形石灰工業 東京リシン かきおとし 内外装 20kg 日本建築を代表する無機質仕上げ材で、重厚感があり、耐久性にも優れた伝統のかき落とし仕上げ材です。 セメント
四国化成工業 エコ美ウォール 内装 2kg 古い外壁のリフォームに最適な塗り替えと汚れの付着も同時に防ぐ、着色トップコートです。
また、耐水性の必要なキッチン周りの塗り壁リフォームに使用することもできます。
アクリルシリコン樹脂 SKセレクトカラー対応
四国化成工業 パレットHG 外装 22.6kg 防汚・防藻効果をプラスした低汚染タイプで、ヒビ割れに強い“可とう性”のある仕上材で、粉末タイプです。 アクリルシリコン樹脂・砂・パルプ SKセレクトカラー対応
四国化成工業 パレットクリームHG 外装 20kg 防汚・防藻効果をプラスした低汚染タイプで、ヒビ割れに強い“可とう性”のある仕上材で、既調合タイプです。 アクリルシリコン樹脂・砂・パルプ SKセレクトカラー対応
四国化成工業 ペブルウォール 外装 15.7kg 基礎部にも施工できる耐水性・耐久性に優れた天然石外装材です。 天然石・水系ウレタン樹脂、溶剤系アクリル樹脂
四国化成工業 美ブロHG ブロック
外装
17.1kg コンクリートブロックに直塗りでき、素朴な肌合にできます。
トップコート不要の低汚染タイプの外装材です。
またブロックに目地の有る無しで2点セットか3点セットがあります。
砂、土、炭素繊維、アクリル樹脂 SKセレクトカラー対応
日本化成 NSアートパレ 内外装 20kg 個性を豊かな演出で快適な住まいづくりを実現する高意匠性仕上塗材です。
コテ塗り、ローラー、吹付け、刷毛などにより多彩なパターン付けが可能です。
シリコン変性アクリル樹脂
日本プラスター かきりしん 外装 20kg 伝統的左官工法「かき落とし」仕上げの仕上材のベース材です。
数寄屋造りから洋館、一般住宅にいたるまで15万戸を超える豊富な施工実績をもっています。
セメント 現場にて白竜等の骨材を混ぜて使用
日本プラスター RCウォール仕上げ用 内外装 25kg モルタル仕上げ工法用仕上材。大幅な工期短縮によりトータルコストの削減を実現。重厚感のある意匠性。 セメント
ハネダ化学 アンティックパスカSP 内外装 18kg 無機高分子シロキサンを主体に無機フィラーを配合した内外装壁仕上材です。
無臭、結露防止性、撥水性、低汚染性などの性能を長期にわたり発揮します。
シリコン系樹脂合成樹脂エマルションおよび特殊無機フィラー
ハネダ化学 アンティックパスカDP 内外装 18kg 無機高分子シロキサンを主体に無機フィラーを配合した内外装壁仕上材です。
無臭、結露防止性、撥水性、低汚染性などの性能を長期にわたり発揮します。
シリコン系樹脂合成樹脂エマルションおよび特殊無機フィラー
ハネダ化学 アンティックパスカGS 内外装 24kg 無機高分子シロキサンを主体に無機フィラーを配合した内外装壁仕上材です。
無臭、結露防止性、撥水性、低汚染性などの性能を長期にわたり発揮します。
シリコン系樹脂合成樹脂エマルションおよび特殊無機フィラー
ハネダ化学 アンティックパスカGL 内外装 24kg 無機高分子シロキサンを主体に無機フィラーを配合した内外装壁仕上材です。
無臭、結露防止性、撥水性、低汚染性などの性能を長期にわたり発揮します。
シリコン系樹脂合成樹脂エマルションおよび特殊無機フィラー
フジワラ化学 ニューアールダンテ 外装 14kg ローラー施工ができる多彩色仕上塗材です。
クリヤーが不要でスピーディーな施工が可能です。
高い耐候性と耐汚染性を実現した水系の仕上塗材です。
アクリルシリコン樹脂
フジワラ化学 ジュラクペンアート 外装 20kg 吹付施工からコテ塗り施工まで多様な仕上げが可能な意匠性仕上塗材です。
耐汚染性、耐候性に優れた水性アクリルシリコン樹脂を使用しています。
アクリルシリコン樹脂、砂
フジワラ化学 シルタッチEX 外装 5.2kg 珪藻土の豊かな風合いを活かした外装用仕上塗材です。
漆喰調からパターン付けまで多様な仕上げが可能です。
合成樹脂エマルション
フジワラ化学 センターリシン 外装 9kg コテ塗り一工程でかき落とし状リシン仕上げになる外装用仕上塗材です。 アクリルシリコン樹脂
フッコー デュッセル 内外装 20.3kg 繊細な技が冴える日本の伝統的左官工法と現代ドイツ建築の機能的な仕上げ技術を融合させたアクリル系内外装壁仕上材です。
風格に満ちた「標準仕上げ」の他に、力強さを感じさせる「クシ引き仕上げ」、優美な変化が美しい「コテ波仕上げ」があり、細やかな陰影の美しさが特長です。
アクリルシリコン樹脂
フッコー マヂックコート 内外装 20kg ハンドクラフトによるマットで深みのある豊富なパターンをもつアクリル系壁面仕上材です。
藻・カビなどの微生物の繁殖を制御して汚れの発生を防ぎます。
また、高い親水性をもつ塗膜は、雨水による洗浄作用が働き継続的なセルフクリーニング機能で壁面の美しさを維持します。
アクリルシリコン樹脂
(内装)

(外装)
スクロール

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まとめ

塗り壁の材料は上記以外にも数多くあります。現在でも多くのメーカーが新しい材料を研究開発しています。
昔ながらの材料と工法で作った塗り壁も良いですが、メーカー各社が出している最新の塗り壁もかなり良いのでオススメです。
それぞれの特長、効果、メリット、デメリット、費用などをよく検討してプレミアムな住環境を実現しましょう。

プレミアムな住環境実現へ

出典・参考資料