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不定期連載街建コラム

プライマーとは?おすすめのプライマーを紹介します《第38回 街建コラム》

今回のコラムでは「プライマー」の役割や用途、どのような種類があるかをご紹介します。
「プライマー」以外にも、「シーラー」や「フィラー」などの、似たような用途で使用する商品がありますが、実はそれぞれの意味や用途があります。シーラー、フィラーについてもご紹介します。

プライマーとは? おすすめのプライマーを紹介します。《第38回 街建コラム》 プライマーとは? おすすめのプライマーを紹介します。《第38回 街建コラム》

このコラムの目次...

プライマー(primer)とは

primary(一番目、最初の)からとったもので、はじめに塗る下塗りもしくは塗料という意味で使われています。下地表面の密着性を高め、下地と上塗りの接着を補う役割があります。
そのほか色々な目的や用途にあった機能性プライマー(防錆プライマー、浸透性プライマーなど)があります。

シーラー、フィラーについて

先程プライマーについてご説明しましたが、似たような用途で使用するシーラー、フィラーについて簡単にご説明します。

シーラー(sealer)とは

Seal(シール:覆う、塞ぐ)からとったもので、プライマー同様に一番初めに塗るものとして使われ、下地と上塗材との密着(接着)を高める効果があります。

ここまではプライマーと同じですが、吸水のある下地に塗料やモルタルなどを塗る際、下地に水分が吸い込まれないように調整することで、硬化不良(ドライアウト)や、接着不良、色むらなどを防ぎます。
主に吸水のあるものに使用し、下地を強化する役割もあります。

また、セメントモルタルの吸水調整をシーラーと表現することもあります。
※詳しく知りたい方は『《第29回 街建コラム》「モルタル接着増強剤とは」吸水調整剤について』をご参照ください。

フィラー(filler)とは

埋める、詰めるという意味で使われています。
小さな凹凸のある下地などに塗料やモルタルを塗る際、平らにするための下地調整材として使われます。

フィラーのほか、主に塗装下地としては「サーフェイサー(surfacer)」や、「微弾性フィラー(微弾性サーフェイサー)」などもあります。

サーフェイサー(surfacer)はsurface(表面、表層)からとったもので、主に下塗り(プライマー)と上塗りの間に入れる中塗りとして使用します。 小さな凹凸のある下地を滑らかにして上塗り塗料の食いつきを良くします。

下地調整、下塗り(プライマー)、中塗りの機能を備えている「微弾性フィラー(微弾性サーフェイサー)」、と呼ばれているものが現在は主流となっており、工期短縮として塗り替え塗装の際に使用しています。

プライマーの役割

プライマーは下地(素材)と上塗りの馴染みを良くし表面の密着性を高め、双方の接着を補う役割があります。
一般的な塗料の工程として、プライマーを塗ってから上塗りを行いますが、プライマー(下塗)〜中塗〜上塗と数回に分けて塗る場合があります。
また、プライマー処理が予め2回必要なケースもありますので、それぞれの仕様に基づいた施工を行います。

プライマーイメージ
※イメージ画像です

プライマーの種類と特徴

一般的なプライマーは下地と上塗との密着(接着)を良くするために使いますが、それ以外にも防錆プライマー、浸透プライマーなどの目的や用途にあった機能性プライマーもあります。 そこでいくつかをご紹介します。 防錆プライマーは鉄部などのサビを防ぐものとして使用するもので、塗料ではプライマーとして、さび止め塗料が使われるケースがあります。

※プライマー、塗料以外にも、防錆剤として様々な機能を備えたものや、成分が異なる商品がございますのでこちらもご参考にしてください。

プライマーイメージ
※イメージ画像です

浸透プライマーは主に吸水のある下地に深く浸透し、コンクリートなどの脆弱層を固めて強化する場合などに使用します。
塗布する前に出来るだけ脆弱部を除去したあと、浸透プライマーによる下地の強化を行い、上塗材との密着性を高めることができます。
浸透プライマーは水性や、溶剤、エポキシ系などがあり、用途によって種類が異なります。

プライマーイメージ
※イメージ画像です

新旧コンクリートの打継や、モルタルの塗継ぎ面のプライマーとして2液性エポキシ樹脂を使った接着剤もございます。
※以下はあくまで参考商品のため、コンクリート乾燥面・湿潤面・油汚れ面など状況に応じて各メーカー製品の仕様に基づいて使用願います。

セメント系SL(セルフレベリング)材用のプライマーとして使用の場合は、主にアクリル系樹脂の被膜効果により下地からの空気を遮断する(ピンホール防止)効果がございます。
※各社SL材の仕様に応じた適用プライマーを使用いたします。

プライマーイメージ
※イメージ画像です

シールプライマーはコーキング(シーリング)材を打つ前に、予め目地や溝、縁などに塗り、下地との密着性を高める用途に使います。
また、シリコンコーキング材の上に塗装をする場合は、シリコンが塗料を弾いてしまうため、そういう場合は「逆プライマー」という特殊なプライマーを用い、密着性を高めることもできます。

ほかにも粘着テープ用のプライマーとして、マスキングテープなどの剥がれ防止として簡易スプレー式のテーププライマーもあります。

まとめ

いかがでしたか?プライマーについてまとめてみました。
街建プロでは様々な機能を持った特殊プライマーも取扱いしています。興味がある方は一度チェックして見てください。
これからも街建プロを宜しくお願いします。

参考資料

  • ヤブ原産業株式会社(カタログ、施工写真)

  • 株式会社ヤブ原 (カタログ・ウォールNo.24号、施工写真)