1.優れた分散性
非常に優れた分散性を有しており、繊維ダマが発生しにくく安定した品質を確保します。
2.優れた保水性
ナイロン繊維自体がもつ水分で施工時のドライアウトを抑制します。
3.作業性の改善
親水性に優れ、左官工事でのコテ滑り、コテ切れを改善します。
また、繊維のつなぎ効果により塗り付け時のパラ落ちを抑制して材料ロスを低減します。
・ヒビ割れが発生しやすいすべてのモルタル工事に使用できます。
・セメントモルタル、石灰モルタル、漆喰、石膏プラスター、土壁用材料などに適応できます。
・ダレ止めや靱性向上のため、アクリル樹脂やウレタン樹脂などに適応できます。
1.タフバインダー入りのモルタルは普通モルタルと同じ要領で施工できます。
2.モルタルは毎回同じ調合で均一に練り上げてください。
3.作業はモルタルミキサーの場合も、練り舟による手練の場合も同じ要領で進めてください。
4.タフバインダーは親水性があるので事前に水につけると容易に分散します。
5.養生期間は通常のモルタル工事と同じように配慮してください。
6.塗り厚によって繊維長が変わりますが(厚い→薄い=15〜5)、硬さによっては繊維長を短くしてください。
7.塗り厚が厚い場合でも固練りの場合は10mm品の使用も考慮してください。
職人さんの好みの柔らかさに応じ、最初に何種類か試してください。
<現場調合モルタル>
・砂とタフバインダーと水をミキサーに投入し、1〜2分間練り混ぜます。
・セメントと残りの砂・水を投入し、2〜3分間練り混ぜます。
・ 練り舟に取ります。
・コテ塗り:夏場は1時間以内、冬場は2時間以内に塗り付けてください。
<既調合モルタル>
・タフバインダー、水、少なめの既調合モルタルをミキサーに投入し、1〜2分間練り混ぜます。
・残りの既調合モルタルを投入し、2〜3分間練り混ぜます。
<ミキサー車投入>
・生モルタル0.5m3に1袋(450g)を生モルタル車のドラムに投入し、約3分間ドラムを高速回転してください。
・撹拌時のモルタル量は、ドラムの70%くらいの量で3分間以上高速回転してください。
・加水は避け、流動化剤を使用してください。
1.使用条件によっては若干のヒビ割れが発生する場合があります。
2.吸引した場合、医師の診断を受けてください。
3.目に入った場合
・コンタクトレンズを使用している場合は、目をこすらず取り除いて洗浄してください。
・不快感を覚えたときは医師の診断を受けてください。
・飲み込んだ場合は直ちに医師の診断を受けてください。
4.小児の手の届かないところに保管してください。
5.直射日光を避けて保管してください。
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