1.高い純度と安定した品質
・十分な品質管理体制のもとで工場生産されているため、純度が高く、品質が安定しています。
2.良好な作業性
・適度な空気連行性と可塑性により、コテ伸びが良く、コテ塗り作業性が改善され、作業がスピードアップします。
3.高い保水性
・下地への吸水や水の蒸発を抑え、ドライアウトによる硬化不良を防止します。
・高温時の急激な乾燥を防ぎ、硬化を均一に進めるため、亀裂の発生を防ぎます。
4.高い可塑性
・可塑性が改善されるため、下地の凹凸やタイルの裏足へのモルタル食い込みが良好となり、付着性を改善します。
5.即溶性
・セメントや石灰などのアルカリ環境下ですぐに溶けて効果を発揮します。
・水に分散し、「ままこ」になりません。
・練り水に直接加えることができます。(練り水分散法)
これらの機能が統合されて、建築用混和剤として左官工事やタイル工事などに幅広く使用されています。
《カラ合わせ法》
1.セメントと砂に所定量のhiメトローズをふりかけ、よく混合します。
2.適当な軟度になるまで水を加えて、よく練ります。
《練り水分散法》
1.水(約10L)をかき混ぜながら、hiメトローズの所定量を加えて均一な分散液をつくります。
2.セメント(1袋以上)と砂を混合した後、このhiメトローズ分散液を加えます。
3.適当な軟度になるまで水を加えて、よく練ります。
1.練り水分散法では、セメントや石灰で汚れた水を使用すると「ままこ」を生じますので絶対に避けてください。
2.既に練られたモルタルや漆喰にhiメトローズを加える場合は、hiメトローズの分散液をつくり、これを加えてください。
3.気温3℃以下では、凍害事故の危険性がありますので施工を中止してください。
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